UP 2006.5.13 HRY

堺市博物館と仁徳陵古墳

日時:2006.5.12(金) 晴れ
場所:堺市大仙町(阪和線 百舌鳥駅)


堺市は、仁徳天皇稜をはじめとする100基以上の古墳群と、「黄金の日々」と謳われたように南蛮貿易で莫大な富を築き、香り高い文化を育んだ歴史の町として有名です。堺市歴史博物館を訪ね、学芸員から、戦乱で消失した環濠都市遺跡についての講義や、館内の展示物を案内いただきました。堺市は人口83万。今年4月1日政令指定都市に移行しました。

仁徳天皇陵


堺市歴史博物館見学

・古墳時代の仁徳天皇稜からの石棺、出土品 ・中世貿易都市・自由都市時代の南蛮船、鉄砲、千利休ゆかりの品々 ・江戸時代の包丁・明治以降の新産業都市への変遷過程資料などを展示、堺の歴史と文化を紹介。特に、2つのテーマ「仁徳陵と自由都市」に焦点をあてている。

堺市博物館

堺環濠都市遺跡について増田学芸員の講義

南蛮船リーフチ号前で
(注)館内展示品は撮影禁止

堺市都市緑化センター散策

大仙公園に隣接する都市緑化センターには、季節の「さつき展」ほか、庭園見本園(ロックガーデン、アニュアルガーデン、シェードガーデンなど)があります。環境科小林さんの活動拠点でもあります。

緑化センター

回廊を巡る

ホウの花

仁徳天皇陵を周遊

仁徳天皇陵は百舌鳥耳原中陵(もずみみはらなかのみささぎ)と呼ばれ、約1500年前につくられた日本最大の前方後円墳です。墳丘480m、前方部幅305m、後円部幅245m、周囲2,718m、面積464,124uあります。エジプトのピラミッド、中国の秦の始皇帝陵とともに世界3大古墳のひとつといわれています。

正面拝所で、鳥居は明治につくられた

濠は3重になっている

周遊路を巡る(拝所から三国ヶ丘まで)
企画:田中 晃

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