UP 2016.2.23 kita
BBプラザ美術館観賞と環境の森整備活動

10:20 阪神岩屋駅: お天気に恵まれた作業日和。気温18度。
    早い人は30分以上も前から集合。ティータイムを楽しむ余裕あり。

10:25 「BBプラザ美術館」~神戸で奏でる色と形のドラマ展~の絵画鑑賞:
入館者は21名。(入館料300円。65歳以上は半額150円。)
沿線に住みながらも興味がないと知らずにおりましたが、何と駅から3分ほどのところにありました。


美術館は

株式会社シマブンコーポレーションの社長がこれまで趣味で収集されていたものを、創業100周年記念事業の一環として、2009年7月、BBプラザ美術館として神戸に開館されたとか。コレクションは日本を代表する近・現代の画家をはじめ、フランスの巨匠たちによる絵画や版画、彫刻作品などにより形成されているそうです。

六甲山を背景として眼前の海を臨み、古くから港街として栄え、また歩んできた歴史と開放的な風土が進取の精神と豊かな自然を育み個性あふれる美術家たちを多く輩出してきたとのこと。この度はそんな方々の新収蔵品の紹介でした。ピカソ・シャガール・マリーローランサン・ユトリロなどの作品も展示されており驚きでした。

絵の鑑賞は感じるままに…ということですが、
伺えば5分ほどで出ていく人、一時間ほどかけてじっくり鑑賞する人あり。

リュックを背負ったシニア世代の我々が30分程かけ熱心に鑑賞し、質問する姿に、どんな集まりなのかと館の方が不思議そうに尋ねられました。


11:00 鑑賞後は、岩屋駅に再集合⇒阪神御影駅に移動。各自昼食。
12:10 神戸市バス38系統「渦森台」行乗車⇒「渦森台」へ移動。

12:45~14:15 環境の森整備活動(作業参加者 19名・作業時間 約2時間):
冬木立の渦森整備地の植生は、長年の遷移を経て、現在はネザサが生い茂っており、コナラ植樹部分周辺のネザサの伐採作業。
六甲山には6つの植物極相があるといわれるが、ここはコナラ林の再生予定地とか。
ネザサが生い茂る⇒ネザサの除去(刈るだけなので根は残る)⇒根を断ち切ることは困難なので、コナラの成長を見届けながらのネザサ除去の根比べの一日でした。

一帯はすり鉢状になっており、その陽だまりでの作業は風もなく汗ばむほど。

若いコナラにメジロの巣やオオカマキリの卵鞘を発見。
沢筋では、森のフナムシ(ニホンヒメフナムシ)やヒラタドロムシ成虫数匹、サワガニ、子育て中のクヌギハサミムシなど、小さな生き物を沢山確認(資料別紙参照)でき、渦森がより多種多様な生き物が生息できる環境になることを願いました。

作業前

作業中

作業後


終了後、渦森台バス停に移動。

15:00 現地解散
     神戸市バス:①御影行(阪神電車利用者)  ②甲南山手行 (JR及び阪急電車利用者):


◆当日の一口メモのご紹介:


「BBプラザ美術館」:
・著名な画家の素晴らしい絵画がたくさん展示されておりました。
・芸術的なセンスがないのでしょうか、作者の制作意図が理解できない作品もいくつか見受けられました。
・ちょっと立ち寄るのにちょうど良い美術館。150円(65歳以上)

「環境の森整備活動」:
・昨年6月に来た時よりは、ネザサガ少なくなっているような気がしました。
・植樹した木が何本かかれているのは残念でした。
・参加者が少なくなっている現状に鑑み、草刈機の導入の必要性を感じました。
・心地良い天気。作業も短めで終了してよかったです。
以上


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