シニア自然大学校環境科4月度 社会貢献野外活動
渦が森・環境の森整備活動
■日時:2013.4.12(金) 10:30〜14:00 天気 曇
■集合:渦森台ハイキング道 10:30
■行先:渦が森・環境の森
■参加者:環境科 25名

「渦が森・環境の森」の調査域は、関電の高圧線取り換え工事の為、昨年11月から今年の2月まで、資材運搬用の中継地となり、ヘリコプターによる資材受け取り用のプラットホームが組まれた。同時にシンボルツリーのサクラも3m程度のところで無残にも切断され、哀れな姿に・・・。工事終了後、業者により調査域を中心にコナラが列植され、ネザサの伐採も行われた。その結果、皮肉にも我々の目指す姿になっていた。
この日は3月上旬の気候と言う事で、入山の為にバスを待つ間風が冷たかったが、現場に入り作業にかかるとくぼ地でもあり、日が当たると少し汗ばむ快適な環境に。しかし、日が陰ると寒く、温度調節に苦労する。
作業は午前中2班に分かれ、1班は大半の科員が調査域を中心に、10cm程度に芽を出してきたネザサを根気よくカットする。2班は左上部に残されたネザサの伐採作業に従事。
お昼、食事を終えた頃に、小雨がポツポツと・・・。環境の森では恒例になったか???


午後は、かって植樹された樹木を夫々が「私の木」として、根の周辺のネザサを整理し、今後見守る事とする。腰をかがめての慣れない作業で、疲労度も増したので、予定を30分繰り上げ午後2時に終了。

 今回も今まで見なかったホトトギスやショウジョウバカマも芽ぶき、ネザサのない空間には多くの植物が育つ環境である事を再認識。残念なのは、切断されたサクラの先端に短い枝をだし、数輪花を咲かせていたが、来年以降どうなるのか・・・、気にかけながら現場を後にした。

皆さん お疲れ様でした!!

シニア自然大学/環境科 渦が森・環境の森”植生調査記録(青字クリックすると記録が表示されます)
平成25年4月12日(金)10時30分〜14時30分 気温:10℃ 天気:晴れ~曇り、時々少雨 、調査担当:村瀬


新科員の感想
帰る途中、女性の参加者の皆さんと岡本の駅前でお茶をして、阪神淡路大震災のことを話したら、13日の地震。 びっくりしました。
地震は「もしも」ではなく、「いつも」備えなければとあらためて実感しました。
山桜の枝が無残にも切り取られていたのは、残念でしたが、コナラの生育が楽しみです。天気もまずまずで、楽しかったです。


国土交通省六甲砂防事務所のホームページに本日の活動記録を投稿しました植物の生命力(青字クリックで投稿文が表示されます)


                                                       文/飯盛 写真/北仲、飯盛 植生調査/村瀬
                                                                             企画:飯盛、樋口
                                                                                           

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