UP 2012.11.15 ISH
渦が森 環境の森 第13回整備活動報告
■日時:2012.11.09(金)
     10:30〜14:00 天気 晴れ時々曇り
■場所:六甲 渦が森・環境の森
■活動:西斜面のネザサ伐採、調査エリアの切り株処理
■メンバー:環境科28名
  今年春の整備活動は雨の為中止となったが、今回は天候にも恵まれ参加者28名によるマンパワーでかなりのエリアのネザサが伐採された。
 

ハイキング道入口10時30分集合

久しぶりの渦が森の見覚えのある木々が出迎えてくれた
 今回は調査域と、かって植樹された部分を中心に活動を行った。調査域ではこの夏に植生調査を行い、草本・木本合わせて62種の同定が出来たが、ここに生えているネザサを地際から根気よく伐採。ネザサが無くなった分、他の植物はどのように成長するかを確認したい

現地到着

シンボルツリーのサクラの廻りで準備

飯盛リーダーの注意事項と経過説明
一方植樹されたエリアのネザサは腰の高さまであり、葉も大きく繁茂していた。植樹されたサクラの半分は枯死の状態で、せめて生き残ったサクラが育つ環境にまで整備したい。(植樹されたサクラ等は、落ちていた白いプラスチックに残されたかすかな文字から類推すると、豊中市の小学校か中学校が行ったようである)。 このあたりは、8〜9年前にニセアカシアを一斉に伐採したと「森の世話人」事務局から聞いていたが、その残骸がいたるところに放置され、足場の悪い中での作業であった。好天の中、汗を流して参加28名の皆さんが頑張って作業した。


作業前のネザサの繁茂状況

下段からネザサ刈り作業開始

腰の高さまで伸びたネザサ

上段もネザサがビッシリ成長


作業(ネザサとの格闘)の様子

古い倒木とも格闘

この辺はネザサも伸び放題

上側もだいぶすっきりしてきました


なお、整備活動中に各所で「環境調査」と書かれた小さな赤い杭が散見されたが、これは「森の世話人」スタッフが打ったものと判明。しかし赤や青のテープでマークを付けたグループはいまだ不明である(活動報告を提出した「森の世話人」事務局からの回答)。



誰かが調査したらしいテープがあったが不明

森の世話人事務局が行った環境調査の標示杭

柔らかな日差しを浴びて昼食

作業完了後の調査区域の状況
作業が終わって下段も中段も上段もすっきりした。ネザサの間からたくましく芽生えた新しい植物のいくつかが、冬の厳しい環境を乗り越えて、来春ネザサの繁茂に負けないよう成長を祈る。。

山の彩

フユイチゴ

ナギナタコウジュ(シソ科)

ガマズミ

好天の中、汗を流して頂いた参加28名の皆さんに感謝申し上げます。

文/飯盛・北仲  写真/飯盛・北仲
企画 飯盛 
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