UP 2011.4.17
渦が森 環境の森 第6回活動報告
■日時:2011.4.15(金)
     10:00〜12:00 天気 曇のち小雨
■場所:六甲 渦が森・環境の森
■活動:西斜面のネザサ伐採、調査エリアの切り株処理
■メンバー:環境科30名
 平成23年度の環境科最初の社会貢献活動として4月15日に「環境の森」整備を実施。
 例により、阪神御影及び岡本(摂津本山)を起点にマイクロバスで30名の科員が渦森台にある「環境の森」に入り10時から活動を開始。昨年11月の活動が効いて、調査域及びその上部はきれいに整理された状況が維持されていたので、今回は西側斜面のネザサを中心に伐採した。同時に、剪定バサミ組には、調査エリアでネザサ伐採後の切り株処理に対応頂いた。
 調査エリアには春らしくスミレが咲き、ツクシも芽を出し、中にはスギナに成長しているものも散見された。また子供の握りこぶし程もあるゼンマイも発見、イタドリもあちこちに新芽を出し、木本ではイヌツゲが数か所で育っていた。 これらは昨年の伐採活動によって地面に十分な日光が当たる事により、新たに生まれた植物たちであり、今後さらなる成育を期待したい。
 前日の天気予報では午後から雨…となっていたが、作業開始後早くも11時過ぎにはポツリと来て、止むなく午前の作業のみで撤収した。昨年の春も同様に雨となったが、今回は前回と比べかなり広いエリアが整理されているので昨年の失敗(4月の伐採から11月まで放置した為にネザサは勢いよく成長していた)を防ぐためにも、今年は夏・秋に3回の活動を予定している。

渦が森入口

環境の森に向かう環境科一行

本日の作業


調査エリアでの切り株処理作業

西斜面のネザサ伐採作業
ネザサ刈りの進行状況

作業前10:00

作業中10:30

作業後11:30
山は春の装い

シンボルツリーのエドヒガン

西斜面のヤマザクラ
調査エリアの林床に顔を出した新芽

スギナ(トクサ科)

子供の拳ほどのゼンマイ(ゼンマイ科)

ニョイスミレ(スミレ科)

イタドリ(タデ科)

イヌツゲ(モチノキ科)

タチツボスミレ(スミレ科)



中央 シンボルツリーの下で 環境科30名 お疲れ様でした
文/飯盛、写真/飯盛・平山
企画 飯盛 
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